リアルタイムhum

humのリアルタイムを公開。 基本的におでかけ先と食べ物の記録です。

2010年07月

帰って来た蛍

25日日曜日も舞台を見てきました。

『帰って来た蛍』

脚本・演出 柿﨑裕治

二宮さよ子・川野太郎・堤大二郎・さとう珠緒・前田耕陽・長江健次・伊吹剛 他



「一億総特攻」それが、先の大戦の、日本の決意でした。

鹿児島県の南端「知覧」という小さな町には、最大の特別攻撃隊の基地がおかれ、沖縄に上陸する米軍に対し、20才前後の若者達が、250kg弾薬を飛行機に積み、敵艦に体当たりをしていった。


その特攻隊員たちの母の代わりとして彼等を手厚くもてなし、無限の情をかたむけたのが富屋食堂の女主人「鳥濱トメ」であった。

食堂を訪れた若者たちの中に「宮川三郎」という青年がいた。
一度出撃し、生きて戻った汚名をきせられも、強く優しく生きる彼は
再出撃の前夜、トメに別れを告げ、「蛍になって帰ってくる」と約束し、出撃していく。
その日6月6日は宮川の二十歳の誕生日だった。

そして6月6日夜、食堂に一匹の蛍。


この6月6日が日本最後の特攻作戦となったのでした。



これ、本当のはなしなんです。ビックリしました。
トメさんは戦後、観音堂建立に尽力されたそうです。おの想いはお孫さんが現在も引継いでいらっしゃいます。


舞台でありながら、映像などもたくみに使っていて、昔話としてではないということをより強く感じることが出来ました。


米軍が撮影していた記録フィルムもありました。

特攻隊が敵艦に体当たりする壮絶な様、対空砲によって撃墜され、敵間近で海に没する様。

その、本物の記録映像を映すスクリーンの中の海は、
爆発によるしぶきと、煙と、炎で、どの映画でも観たことのない地獄でした。


敵艦に体当たりできたからよいものではありませんが、
ただ海に落ちていったたくさんの特攻隊をみたとき、心臓が握りつぶされるような苦しさを感じました。

母国や家族を護るために飛んだ彼らの決意を思うと、果たせず落ちた映像は悔しささえ覚えます。


今の日本をみたら、彼らはどう思うのでしょう。。。。


日本の夏、ですね。


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トメさんの娘役として出演されていた さとう珠緒さんと写真を撮っていただきました。
小さくて、かわいすぎて、凝視してしまいました・・・!!

高校生にしかみえないよ・・・!!

特攻隊員の遺書

御父上様、御母上様


人生わづか五十年とは昔の人の言う言葉、

今の世の我等二十年にしてすでに一生と言ひ、それ以上をオツリと言ふ。

まして有三年も長生きせしはゼイタクの限りない。

いささかも惜しまず、笑って南溟の果てに散る。

セミくん・・・!!

今日もしっかり真夏日。夏らしい分厚いモコモコ白雲が見られます。


さて、夏といえばセミ。

今年のセミ君、登場がだいぶ遅かったように思います。

今日は家の隣の公園でジージーミンミン言ってますが、数は少なそうだなぁ。
実は昨年も少なかったんだよね。

ベランダや玄関に漂流したセミ君を助けるのが大好きなMr.は少し寂しそうです。


今、数が少ないってことは、7~8年前の夏に何かがあったってことね。
冷夏だったのかなぁ。

ちょっと調べてみます。

海の日 3連休 3日目

連休最終日もピーカン晴天。

舞台を観てきました。


『紅弁天部隊 上海へ行く』

作・演出 瀬川昌治(1925年生まれ・・・!!)
主演 岡安由美子


第2次世界大戦、終戦間近。

上海の前線で戦う日本兵の慰安部隊として、劇団員(いろいろ分けありな女子が扮して)が上海へ派遣される。

部隊で繰り広げられる浅草の音頭、日本の香りに、男たちは帰れないふるさとを想い、ふるさとのために戦う決意をあらたにする。。。

劇団員を慰安婦としようとする事態もおきたり。。。


少しコメディーな部分もあり、厳しすぎるような内容やエンディングにはなっておらず、終始優しい気持ちで座っていられました。



狂ってる。
戦時中の人の美学は、いまから考えれば狂気。

ただ、「みんな狂ってた」なんて言葉で表現しては絶対にならないということもわかるんです。
当時の少年少女、青年たちは、美学を持って敵に向かい、愛する人を、日本を守るためなんだと信じて、命を投げ出した。



靖国に一般軍人と戦犯者を一緒に奉るから問題になるんだ。
手を合わせなきゃならない人もたくさん眠っているのに。。。
とか、ここでそういう話はやめておきましょう。




日本の夏。

日本の夏がやってきました。


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主演の岡安さんと写真を撮ってもらいました~。キンチョ~

海の日 3連休 2日目

知人が開催したイベントに参加しました!

貸し切りバスに約40人が乗り込み、朝8時、新宿西口を出発。

平塚にある ジェットフィールド湘南 へ。



相模川で、BBQと水上オートバイで遊んじゃう、「THE夏」なイベント。


水が苦手で、プール以外で泳ぐことの出来ないhumですが、
ライフジャケットを着れば大丈夫ってことで、水上バイクに乗せてもらいました・・・!!!

こわくて、たのしくて、すてきすぎて、叫びすぎました!

そして、水に落とされました。。。


肉も、海産物もおいしくいただき、初めて会う人たちとたくさん遊んで、
5歳くらい若返った気がします。

しかし、実際若くない!
三十路に厳禁な直射日光を調子こいてあびまくり、まっくろくろ。
ムラだらけの、汚い日焼けしました。

残念。ご愁傷様、hum。

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