25日日曜日も舞台を見てきました。
『帰って来た蛍』
脚本・演出 柿﨑裕治
二宮さよ子・川野太郎・堤大二郎・さとう珠緒・前田耕陽・長江健次・伊吹剛 他
「一億総特攻」それが、先の大戦の、日本の決意でした。
鹿児島県の南端「知覧」という小さな町には、最大の特別攻撃隊の基地がおかれ、沖縄に上陸する米軍に対し、20才前後の若者達が、250kg弾薬を飛行機に積み、敵艦に体当たりをしていった。
その特攻隊員たちの母の代わりとして彼等を手厚くもてなし、無限の情をかたむけたのが富屋食堂の女主人「鳥濱トメ」であった。
食堂を訪れた若者たちの中に「宮川三郎」という青年がいた。
一度出撃し、生きて戻った汚名をきせられも、強く優しく生きる彼は
再出撃の前夜、トメに別れを告げ、「蛍になって帰ってくる」と約束し、出撃していく。
その日6月6日は宮川の二十歳の誕生日だった。
そして6月6日夜、食堂に一匹の蛍。
この6月6日が日本最後の特攻作戦となったのでした。
これ、本当のはなしなんです。ビックリしました。
トメさんは戦後、観音堂建立に尽力されたそうです。おの想いはお孫さんが現在も引継いでいらっしゃいます。
舞台でありながら、映像などもたくみに使っていて、昔話としてではないということをより強く感じることが出来ました。
米軍が撮影していた記録フィルムもありました。
特攻隊が敵艦に体当たりする壮絶な様、対空砲によって撃墜され、敵間近で海に没する様。
その、本物の記録映像を映すスクリーンの中の海は、
爆発によるしぶきと、煙と、炎で、どの映画でも観たことのない地獄でした。
敵艦に体当たりできたからよいものではありませんが、
ただ海に落ちていったたくさんの特攻隊をみたとき、心臓が握りつぶされるような苦しさを感じました。
母国や家族を護るために飛んだ彼らの決意を思うと、果たせず落ちた映像は悔しささえ覚えます。
今の日本をみたら、彼らはどう思うのでしょう。。。。
日本の夏、ですね。
トメさんの娘役として出演されていた さとう珠緒さんと写真を撮っていただきました。
小さくて、かわいすぎて、凝視してしまいました・・・!!
高校生にしかみえないよ・・・!!
『帰って来た蛍』
脚本・演出 柿﨑裕治
二宮さよ子・川野太郎・堤大二郎・さとう珠緒・前田耕陽・長江健次・伊吹剛 他
「一億総特攻」それが、先の大戦の、日本の決意でした。
鹿児島県の南端「知覧」という小さな町には、最大の特別攻撃隊の基地がおかれ、沖縄に上陸する米軍に対し、20才前後の若者達が、250kg弾薬を飛行機に積み、敵艦に体当たりをしていった。
その特攻隊員たちの母の代わりとして彼等を手厚くもてなし、無限の情をかたむけたのが富屋食堂の女主人「鳥濱トメ」であった。
食堂を訪れた若者たちの中に「宮川三郎」という青年がいた。
一度出撃し、生きて戻った汚名をきせられも、強く優しく生きる彼は
再出撃の前夜、トメに別れを告げ、「蛍になって帰ってくる」と約束し、出撃していく。
その日6月6日は宮川の二十歳の誕生日だった。
そして6月6日夜、食堂に一匹の蛍。
この6月6日が日本最後の特攻作戦となったのでした。
これ、本当のはなしなんです。ビックリしました。
トメさんは戦後、観音堂建立に尽力されたそうです。おの想いはお孫さんが現在も引継いでいらっしゃいます。
舞台でありながら、映像などもたくみに使っていて、昔話としてではないということをより強く感じることが出来ました。
米軍が撮影していた記録フィルムもありました。
特攻隊が敵艦に体当たりする壮絶な様、対空砲によって撃墜され、敵間近で海に没する様。
その、本物の記録映像を映すスクリーンの中の海は、
爆発によるしぶきと、煙と、炎で、どの映画でも観たことのない地獄でした。
敵艦に体当たりできたからよいものではありませんが、
ただ海に落ちていったたくさんの特攻隊をみたとき、心臓が握りつぶされるような苦しさを感じました。
母国や家族を護るために飛んだ彼らの決意を思うと、果たせず落ちた映像は悔しささえ覚えます。
今の日本をみたら、彼らはどう思うのでしょう。。。。
日本の夏、ですね。
トメさんの娘役として出演されていた さとう珠緒さんと写真を撮っていただきました。
小さくて、かわいすぎて、凝視してしまいました・・・!!
高校生にしかみえないよ・・・!!