リアルタイムhum

humのリアルタイムを公開。 基本的におでかけ先と食べ物の記録です。

舞台

舞台 愛の蟻地獄

日曜日、舞台を観てきました。


愛の蟻地獄
http://www.pekopen.net/next/next.html

よく観にいく劇団の舞台ではなかったので、最初勝手がわからず
声を出して笑っていいのか、
それよりここは笑うべき演出なのか、観る方(humに限る)もさぐりさぐり。

出演者の熱も最初は押さえ気味だったようにみえましたし。

でも、だんだん会場の雰囲気がひとつになってくると、空気感も掴めて
すごく楽しめました。

アイドルの時東ぁみさんも出演されていたのですが、すごくかわいかったです(当然)。

他役者さんもイケメン揃いだったように思えます。
ただ、数人はオネェ役だったため、男の顔がみれず。
ちなみに、時東ぁみさん意外、女優さんは出ません。紅一点。

ドラマっぽい要素もあって、楽しめました。

帰って来た蛍

25日日曜日も舞台を見てきました。

『帰って来た蛍』

脚本・演出 柿﨑裕治

二宮さよ子・川野太郎・堤大二郎・さとう珠緒・前田耕陽・長江健次・伊吹剛 他



「一億総特攻」それが、先の大戦の、日本の決意でした。

鹿児島県の南端「知覧」という小さな町には、最大の特別攻撃隊の基地がおかれ、沖縄に上陸する米軍に対し、20才前後の若者達が、250kg弾薬を飛行機に積み、敵艦に体当たりをしていった。


その特攻隊員たちの母の代わりとして彼等を手厚くもてなし、無限の情をかたむけたのが富屋食堂の女主人「鳥濱トメ」であった。

食堂を訪れた若者たちの中に「宮川三郎」という青年がいた。
一度出撃し、生きて戻った汚名をきせられも、強く優しく生きる彼は
再出撃の前夜、トメに別れを告げ、「蛍になって帰ってくる」と約束し、出撃していく。
その日6月6日は宮川の二十歳の誕生日だった。

そして6月6日夜、食堂に一匹の蛍。


この6月6日が日本最後の特攻作戦となったのでした。



これ、本当のはなしなんです。ビックリしました。
トメさんは戦後、観音堂建立に尽力されたそうです。おの想いはお孫さんが現在も引継いでいらっしゃいます。


舞台でありながら、映像などもたくみに使っていて、昔話としてではないということをより強く感じることが出来ました。


米軍が撮影していた記録フィルムもありました。

特攻隊が敵艦に体当たりする壮絶な様、対空砲によって撃墜され、敵間近で海に没する様。

その、本物の記録映像を映すスクリーンの中の海は、
爆発によるしぶきと、煙と、炎で、どの映画でも観たことのない地獄でした。


敵艦に体当たりできたからよいものではありませんが、
ただ海に落ちていったたくさんの特攻隊をみたとき、心臓が握りつぶされるような苦しさを感じました。

母国や家族を護るために飛んだ彼らの決意を思うと、果たせず落ちた映像は悔しささえ覚えます。


今の日本をみたら、彼らはどう思うのでしょう。。。。


日本の夏、ですね。


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トメさんの娘役として出演されていた さとう珠緒さんと写真を撮っていただきました。
小さくて、かわいすぎて、凝視してしまいました・・・!!

高校生にしかみえないよ・・・!!

海の日 3連休 3日目

連休最終日もピーカン晴天。

舞台を観てきました。


『紅弁天部隊 上海へ行く』

作・演出 瀬川昌治(1925年生まれ・・・!!)
主演 岡安由美子


第2次世界大戦、終戦間近。

上海の前線で戦う日本兵の慰安部隊として、劇団員(いろいろ分けありな女子が扮して)が上海へ派遣される。

部隊で繰り広げられる浅草の音頭、日本の香りに、男たちは帰れないふるさとを想い、ふるさとのために戦う決意をあらたにする。。。

劇団員を慰安婦としようとする事態もおきたり。。。


少しコメディーな部分もあり、厳しすぎるような内容やエンディングにはなっておらず、終始優しい気持ちで座っていられました。



狂ってる。
戦時中の人の美学は、いまから考えれば狂気。

ただ、「みんな狂ってた」なんて言葉で表現しては絶対にならないということもわかるんです。
当時の少年少女、青年たちは、美学を持って敵に向かい、愛する人を、日本を守るためなんだと信じて、命を投げ出した。



靖国に一般軍人と戦犯者を一緒に奉るから問題になるんだ。
手を合わせなきゃならない人もたくさん眠っているのに。。。
とか、ここでそういう話はやめておきましょう。




日本の夏。

日本の夏がやってきました。


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主演の岡安さんと写真を撮ってもらいました~。キンチョ~
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